ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.2.27 07:21

『新戦争論1』がロングセラー化している!


幻冬舎より報告があった。

『新戦争論1』が刊行後4週間、経過したが、

2刷りまでの消化率7割強で、全国まんべんなく

売れているとのこと。

 

特に落ち込むこともなく、だらだらと売れ続けている

状態で、ロングセラー化しているそうだ。

 

自称保守やネトウヨは「イラク戦争の大失敗」に目を

ふさぎたいから、この本を無視するし、

リベラル左翼は、靖国神社の真実や、少女学徒隊の真実

から目を背けたいので、無視する。

慰安婦問題の章では、右にとっても、左にとっても都合が

悪いから、両者が無視する。

右も左も、ポジショントークで、両極端に偏っているから、

『新戦争論1』は中道の細い道を進むしかない。

 

だから、恐る恐る、じわじわ読者が増え続けているのだろう。

この中道の道がもっと広い道になるように、熱心な読者は

口コミで人に勧めてほしい。

これが売れれば、また日本は変わる。

 

そして『新戦争論2』では、今の日本人が知らない

戦争の事実も描くし、できれば憲法のことにも踏み込み

たいと思っている。

 

良いものは売れるということが証明されると、

わしとしても励みになる。

勢いだけでは本を作らないし、お金目当てでも作らない。

確実なメッセージと使命感だけで、自分のキャリアの

全てを賭けて、エンターティンメントを心掛けて

作品を描いていく。

これに尽きるなとしみじみ思う。

 『戦争論1』人形

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

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第117回 令和6年 5/25 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

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