幻冬舎より報告があった。
『新戦争論1』が刊行後4週間、経過したが、
2刷りまでの消化率7割強で、全国まんべんなく
売れているとのこと。
特に落ち込むこともなく、だらだらと売れ続けている
状態で、ロングセラー化しているそうだ。
自称保守やネトウヨは「イラク戦争の大失敗」に目を
ふさぎたいから、この本を無視するし、
リベラル左翼は、靖国神社の真実や、少女学徒隊の真実
から目を背けたいので、無視する。
慰安婦問題の章では、右にとっても、左にとっても都合が
悪いから、両者が無視する。
右も左も、ポジショントークで、両極端に偏っているから、
『新戦争論1』は中道の細い道を進むしかない。
だから、恐る恐る、じわじわ読者が増え続けているのだろう。
この中道の道がもっと広い道になるように、熱心な読者は
口コミで人に勧めてほしい。
これが売れれば、また日本は変わる。
そして『新戦争論2』では、今の日本人が知らない
戦争の事実も描くし、できれば憲法のことにも踏み込み
たいと思っている。
良いものは売れるということが証明されると、
わしとしても励みになる。
勢いだけでは本を作らないし、お金目当てでも作らない。
確実なメッセージと使命感だけで、自分のキャリアの
全てを賭けて、エンターティンメントを心掛けて
作品を描いていく。
これに尽きるなとしみじみ思う。